クラシックコンサートを訪れるとたくさんの配布物(主にチラシ)をもらう場合があります。(詳しくはコンサートの配布物 - tantataのブログをご覧ください。)
熱心に配られるのでとりあえず受け取ったが、紙はとても重い…。持ち帰りたくない。
興味のあるチラシ、ないチラシ、さまざまあると思いますが、
みなさまは「いらないチラシ」をどうしていますか?
・座席の床に置いて帰る
・お手洗いに置いて帰る
・ロビーやホワイエにある机やカウンターにさっと置いて帰る
・係員に投げつける
・公衆電話などの後ろに隠して帰る
コンサートホールには日々、何百人、何千人という方々がいらっしゃいます。
多くの方をお迎えするということは、それだけ多くの「異なる価値観」を持った方と接することを意味します。
私は当初、上記のようなことがあることにとても驚きました。
クラシックコンサートにいらっしゃる方々は、「教養が高く」「マナーの良い人である」という思いがあったからです。
しかし、最近は「クラシック音楽が好き」ということと「教養が高い」「マナーが良い」ということは別のものかもしれないと考えるようになりました。
そして、いらっしゃる方が自分と同じ価値観をもっている、という幻想は捨てなければならないことも学びました。自分はやらないから、ほかの人もやらないだろうというのは勘違いだなと。
■「いらないチラシ」はどうしたら良いか?
紙は、重たいのであまり持ち帰りたくないなという方もいらっしゃると思います。
次のような方法がおススメです。
・「チラシ回収ボックス」に入れる。
多くのホールでは、「チラシ回収ボックス」を置いています。
ボックスには常設のものもあれば、休憩や終演に合わせて設置されるものもあります。
チラシは分量があるためゴミ箱がいっぱいになってしまうのを避ける意味もあります。
・「ゴミ箱」に捨てる
回収ボックスが見つからない、あるいはまだ出ていないときはゴミ箱を探します。
・係員に渡す
最寄りの回収ボックスが見つからなかったら、係員に渡すのもアリです。
施設のどこかに隠して帰るのは、いやだなと思います。
時々、なぜこんなところに…。と思うような場所に、捨てられているのを見つけることがあります。捨てたというより、隠した?としか思えない。
逆に、終演後に座席や館内をチェックして一枚もチラシが落ちていないと、今日のお客様はコンサートに慣れた品のあるお客様で、こんなファンを持つ今日のアーティストはさすがだ!と思ったりします。
みなさまは「いらないチラシ」をどうしていますか?