本日のお話は「プログラムは入場した先で受け取ろう」という話です。
クラシックコンサートの配布物には、主に
・本日のプログラム(曲目解説・出演者情報など)
・今後の公演のチラシ
・公演の際のマナーやルールの紙
・アンケート
などがあります。
多くの場合、二つ折りの「プログラム」の中に「チラシ」や「アンケート」などが挟み込まれています。
ポピュラーミュージックのコンサートの場合、
「曲目」は「セットリスト」と呼ばれ公開されないのに対し、
クラシックのコンサートでは、
こういう曲を演奏しますよ、ということをあらかじめ公開しています。
「プログラム」には、
・曲目
・曲目解説
・出演者名やプロフィール
などが載っていて、これを読んで事前に知識を得ることで、コンサートの見どころ聴きどころが分かり、コンサートをより楽しむことができます。
ですので、お客様がプログラムの存在に気づけるよう、各ホール工夫して配置し、スタッフが「本日のプログラムです」とお声がけしています。
しかし、コンサートの会場では、さまざまな紙が配られますので、
「プログラム」をチラシと間違えて、「さっきもらったからいいわ」と言って、受け取らない方もいらっしゃいます。。
コンサートホールでは、
エントランスの外でビニール袋に入った「今後の公演のチラシ」を配布している場合があり、それを「プログラム」と勘違いしてしまう方が多いのです。
プログラムは、
チケットをもぎって入場した先にしかありません。
ですので、チケットをもぎる前に配られているものは「プログラム」ではありません。
以前は配布担当のスタッフがお一人お一人に渡していたのですが、
コロナ禍の現在は、感染症対策として机の上に積んであるプログラムをお客様自身にお
持ちいただくようになりました。
「プログラム」が欲しい場合は、チケットを見せて入場した後、エントランス付近でプログラムが積まれている机がないか要チェック!
特に
・もぎり台(チケットの半券を入れる箱のおかれた台)のすぐ横
・少し進んだ先にある机
は要チェックです。