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前回「クラシックコンサートへ行く際の服装について」お話しましたが、
本日は、その中の「帽子」について、詳しくお話したいと思います。
(前回の記事は、こちらをご覧ください。↓)
ホールでは、座席で鑑賞する際に「帽子」を取っていただくようお願いしています。
理由は、周りのお客様の鑑賞の妨げになることを避けるためです。
鑑賞の妨げになるかどうかの判断の基準は、
ご自身の頭の大きさを超えているかどうかです。
あるいは、ご自身の頭の大きさよりはみ出しているかどうか。
シルクハットのように明らかに高さのあるものはもちろんですが、
ベレー帽のように高さがそんなにないものでも、ご自身の頭より横にはみ出ていたり、
頭の上にふわっと乗っていたりして、ご自身の頭より上に浮いているものも妨げになる場合があるため、係員から声がかかる可能性があります。
特に、お芝居が専門のホールや劇場は、座席がコンサートホールに比べて狭く、
お客様同士の距離も近くなっているため、ほんの少しはみ出しているだけでも鑑賞の妨げになってしまいます。
同じ理由で、ご自身の頭の大きさを超えるボリュームのあり過ぎる髪型や
髪飾りも鑑賞の妨げの要因になります。
「帽子」は単体でもクロークで預かってもらえますので、預けてから鑑賞されるとスマートです。
ですが、帽子も含めてコーディネートしたため、開場中、休憩中は帽子をかぶっていたいという方もいらっしゃいます。
その場合は、開場中、休憩中は被っていて
「公演の始まりを知らせるベル(開演5分前)までに外しておく」と良いと思います。それ以上被っていると係員に注意されてしまいます。
そのほかに事情があってどうしても「帽子」を被る必要のある方もいらっしゃいます。
ケガなどによる頭の保護、薬の副作用による見た目の問題などです。
そのような場合、ニット帽などご自身の頭からはみ出さない形状のものでしたら問題ありません。
係員もむやみに声をかけたりしません。
本日は、「コンサートでの帽子のマナー」についてお話しました。
「コンサートなど舞台芸術を鑑賞する際は、帽子を取るのが基本」ですので、
帽子がなくても素敵に見えるファッションがおススメです!